FIRE
From The Album「STAGES」

First Album「Are You Experienced」に収められてた超有名曲だが、
これは以前Bootlegで出回っていた1969年San Diegoの録音だ。
1991年に「STAGES」というAlbumが4枚組LIVEという形で発売され、
その3枚目にSan DiegoのLIVEが収録されている。
が、悪名高きAlan DouglasのProduceなので残念ながら現在は廃盤になっている。
またそのうち日の目を見るでしょうけど。

この曲は当日のSETのOpening Numberである。
Jimiは当時すでにROCKの革命児として大スターである。
この日もいつもと同じくOriginalのStudio録音よりずいぶんテンポが速い。
それはまるで急に発生した雪崩のように全てを飲み込んでいくようだ。
今か今かと待ちわびていた観客に応えるというよりも、
BAND自身がもう待ちきれなかったという感じで一気にぶっ飛んでいく。
音は荒いがこのときの演奏はホールの天井を破って天まで届きそうな勢いである。

DrumのMitch"Elvin Jones命"Mitchellは気持ちよく飛ばしまくり。
HardでありながらJazzyなのだ。
やっぱりBuddy MilesよりMitchの方がJimiの音楽には合っているような気がする。
Bassはいつもはもたつき気味のNoel Redding
しかしNoelのBassもMitchと争うように終始Hard Drivin'!(必死だったかも)
もちろんJimiの演奏はぶっ飛んでる!
チューニングやハウリングに悩まされることもなく最後まで突っ走る!

とにかくテンションが高い。
何度聴いても「こんな演奏を生で聴けたら」と思わせる。
デビュー当時から頻繁に演奏されてる曲なのだがこのTAKEはスゴイの一言に尽きる。
日本ではタイガース等グループサウンズのグループもよくCOVERしたというHard Core R&B。
Soul好きのJimiらしい曲なのだが、この激しい演奏はそれにも増してJimiらしいだろう。

「Stages / Jimi Hendrix」(1991)



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