ヘロイン

別名ヘロ、クイーン・オブ・ダウナー、ジャンク、H。
史上最強のドラッグであり、天国に一番近いドラッグでもある。
本来「ジャンキー」というのはドラッグ中毒を指すのではなく「ヘロイン中毒」のことだ。
ケシから抽出された液体を乾燥させたものが「阿片」。
「阿片」に多く含まれるアルカイドを抽出したものが「モルヒネ」。
さらにこれをアセチル化したものが「ヘロイン」である。
カフェインなどで増量した混ぜ物も多く出回っている。
純粋なヘロインは純白色だが混ぜモノはピンクであったり黄色であったりする。
服用はニードルの場合がほとんど。
不安も緊張もすべて吹っ飛び、最高の陶酔感、恍惚感、多幸感が得られる。
しかし、身体的依存・精神的依存・耐性も最強であり、マジで廃人製造剤なのです。
禁断症状はひどい風邪に似た症状から、精神錯乱・幻覚・幻聴・悪寒
・激痛・意識混濁・凶暴化等まで、いわゆる典型的なジャンキーである。
慢性的になれば死に一直線、場合によっては一度使用しただけでショック死する。
現在は医療においてさえ使用禁止のヤバいドラッグである。

Vervet Undergroundのヘロ中Lou Reedは「Heroin, It's My Wife And It's My Life」と唄った。
Johnny ThundersやRamonesの「Chinese Rocks」もヘロインのことである。
60〜70年代、ヘロインは欧米ROCKERにとって切っても切れない関係にあったのだ。
ドラッグにより死亡したROCKERのほとんどがヘロ絡みである。
コカインなどのアッパー系で興奮しすぎた身体を抑制する意味で手を出す人も多い。
だが、一度使ったら地獄へまっしぐら。
気合を入れたいときにコカ、楽になりたいときにヘロという最悪の循環。
Rockerという名のジャンキーの完成である。
その後死人・廃人を多く出したROCK界はいくらなんでもこれじゃまずいと考えた。
だがドラッグから足を洗う人間が続出した頃、PUNKの嵐が発生し再びドラッグは最前線に。
その後同じように被害者続出し、同じようにクリーンになる人間も増えたが、
90年代に入ってGuns等の旧体質ROCKERたちがまたもやドラッグを表舞台へ引っ張り出す。
旧体質ROCKERがやはりドラッグで自滅していくと今度はグランジがその穴を埋め、
別のフィールドではTechnoがドラッグマーケットを活性化、現在までそれは続いている。

ちなみにヘロインとコカイン等アッパー系の混ぜモノを「スピードボール」といい、究極のドラッグと言われている。


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