Junkie's Rock'n'Roll!

Rockerにはホントにジャンキーが多いですよね。
でもなんで多いんでしょうねー
ちょっとそれを検証してみましょう。

1. 音楽活動のストレス

これはもっとも同情できる部分です。
自宅に帰ることも出来ずずっとホテル生活。
飛行機・列車・バスで長時間移動し酒→女→STAGE→酒→女の繰り返し。
ところがそれだけじゃない。
レコード会社からは新曲およびNEW ALBUMの催促がひっきりなし。
TOURの合間に疲れた身体で出ないアイデアを捻り出す。
あぁ神様、もーどーしよーもないよ!!!
こんな生活をしてたら普通の人だって1年もすれば発狂する。

あーあぁー家に帰ってのんびりしたいよなーったく何なんだこのスケジュールは…
でもせめて明日のSTAGEは乗り切らないとなー→でも疲れてそれどこじゃない…
このRecordingだきゃびしっと決めなきゃ→でもどうにもやる気にならない…
っつーわけでドラッグの登場。
アッパー系をひとたびやったら、あーら不思議。
あんなに疲れて無気力だったのに頭はシャキッーンとして身体中に力がみなぎってくるじゃない?
メシ喰わなくても平気だし、眠らなくても平気だよ。
なーんだ、みんなこうしてたんだ!こりゃイイモノ見つけたよー!
でも興奮しすぎて身体が参ってきたなー…やっぱ寝なきゃイカンし…
ん?ダウナー系ってか?ま、ヤバくなったら止めればイイしな。
お!何コレ、めちゃ気持ちイイよ、緊張も不安もなくなってめちゃ幸せに眠れるなー
でも今度のSTUDIOははじけないといけないからその前にアッパー系かまさないと…
しかし元気になってもアイデアが出ないなー…どうも平凡なモノしか出てこないし…
サイケデリック?
うわーテレビがどんどんちっちゃくなるよー…めちゃきれいー!でもなんでLAにオーロラが?
まーいいや、こりゃすげー体験だ、新曲のイメージが湧いてきたぜー!!!

っつーわけであっとゆー間にジャンキーの出来上がりである。

2. 先人達へのRESPECT

これは意外と多いのです。
死んだアーティストとかを見て「カッコイイ」「Coolだ」と思ってしまう人は後を絶ちません。

やはり死んだ途端に知名度がアップし伝説に祭り上げるというマスメディアの報道にも問題があるようです。

やっぱCLAPTONってスゴイよなー、どーやったらあんな曲創れるんだろー
でも最近のはちょっとイマイチだよなーなんでだろ?そうだ、ちょっと伝記を読んでみよう!
ん?70年代のCLAPTONはヤク漬け?えー信じられないなー今じゃ優しそうなおじさんなのに。

そーいやーJohnny Thundersってカッコイイよなー。うん、あれこそオレの求めるスタイルだよ。
ん?Johnnyはデビュー当時からヤク漬けだったのかー
なんかカッコイイMUSICIANはみんなドラッグやってるなー

やっぱそれってめちゃCOOLってことだよなー
そっか、いくら曲コピーしたってしょうがないんだよなー
あんな風になりたかったらLife-Styleから攻めなきゃね!
おし、まずはやっぱマリファナからだな。コカとかヘロは高いからね。
ま、ヤバくなったらやめればイイんだし。これがROCKだぜ!!

っつーわけでカン違いからジャンキーへまっしぐらなのです。

3. 好奇心

これはアーティストというよりアホな大学生的発想ですね。
ただ単純にアーティストにやってる人が多いというだけ。
先輩ミュージシャンや同じBANDの連中から聞かされるアホ話から興味を持っちゃうんです。

「いやー昨日はぶっ飛んだよ、窓開けたら部屋中に蝶が入ってきてねー
それに照明が反射して、もうすんごいキレイでびっくりしたよ

「過剰摂取とかしなきゃ平気だよ、タバコだって酒だってやりすぎりゃ死ぬだろ?」
「カフェインだってホントはすごーく身体に良くないんだぜ?要は合法化してるかどうかだけだよ」
「オレなんか親が死んでめちゃ落ち込んで自殺も考えたけど、ドラッグで助かったようなもんだ」
「そうそう、使いようによってはホントに素晴らしいものだよ、なんで合法化されないのかねー」
「こないだなんか映画見て感動の嵐!涙が止まらなくてさー、STORYはよくわかんなかったけど」
「オレの彼女なんかコレのおかげでずっとナイスバディだぜ?またSEXが最高に気持ちイイんだよ」
「疲れなんか吹っ飛ぶし、昔はインディアンとかの宗教儀式にも使われてたんだから」
「やりすぎはバカだと思うけど、適度にやってりゃ問題ないよ」
「これやったら人生の悲しみは半分になって喜びは2乗だよな」

そんなこんなで「ちょっとだけやってみるか」ってことになるのです。
ちなみに以上の言葉は誰とは言わないが実際にオレが聞いた言葉である。


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