LSD

別名アシッド、ブルー・ヘヴン、L。リゼルグ酸ジエチルアミド。
サイケといえばこれというほどの幻覚剤の王様である。
LSDというのは正式にはLSD-25という。
が、これを強力にしたLSD-27というものも存在する。
紙・角砂糖等に染み込ませて服用、他に錠剤・カプセル・ゼラチンと、形も様々。
服用後1時間もすると超視覚的な幻覚をはじめとする感覚の鋭敏化が起こる。
「ドアが吹っ飛んでくる」「金魚が1メートルに」「ポスターの絵が動き出す」…
LSD体験は考えられないような視覚的刺激をもたらすのだ。
作用時間は8時間以上にも及び、重大な身体的副作用もないのでRAVEなどにも用いられるが乱用は危険。
長期の乱用は不眠症・幻覚・幻聴が日常化し、精神分裂に陥る。
そして、ひとたびバッドトリップに傾くと作用時間が長いため地獄の体験をすることになる。
人間が誰しも持っている不安・恐怖がどんどん増幅されてしまうのだ。
キレたときのフラッシュバックも恐ろしいものがあり、それから逃れるため自殺するものもいる。
もちろんバッドに傾くかグッドに傾くかはコントロールすることは出来ない。
今までグッドな体験しかしてない人もいつバッドに傾くかわからないのだ。。

クリエイターという種類の人間は一部を除いて感覚を研ぎ澄ますということが得意のはずである。
が、それもいつもいつもというわけではなく、LSDの力を借りることもたくさんあったはずだ。
お手軽に超感覚体験ができるので通常と違う作品が出来上がるのである。
70年代にはそこからサイケデリックロックというLSD絡みのROCKが発生した。
原色を基調としたステージではLSD使用者のためカラフルで動きのある映像を流した。
特にコカインやヘロインなどが手に入りにくいイギリスではRockerたちはLSDをやりまくってたのだ。
これはBeatlesやStonesなどのBeat Rock世代から顕著である。
BeatlesはLSD讃歌「"L"ucy In The "S"ky With "D"iamond」を唄った。
これは発表後、頭文字からLSDを推奨してると問題になったが本人達は偶然だと主張してる。
Jimi Hendrixも頭に巻いたバンダナにLSDを染み込ませたりしてたという。
アメリカのGrateful DeadもLSD-BANDだ。
LSDをキメてトリップ中に聴くと心地良いという観点だ。
これは現代のTECHNOによるRAVEと同じことであり、これからも続くであろう。

ちなみにオウム真理教も信者に対して使っていたらしい。


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