the expensive noize
★ BANDの編成・パート
基本的にGuitar & Vocal、Bass、Drumというトリオ編成。
ときどきサポートでアルトサックスなどが加わる。
yoshiyaがGuitarを担当、BassにE.K.、DrumsはGWAJI。
鍵盤、サックス、パーカッションの正式メンバー募集中である。
メンバーについてはメンバー紹介参照。
曲はyoshiyaが創ってきて、STUDIOにおいてみんなで仕上げる。
★
BAND名の由来
the expensive
noize。
直訳すると「高価な、もしくはぜいたくな雑音」。
誰だよ!内容の割にチケットが高いからだっつーのは!
実はこれってけっこう考えた末の名前なんだよなー。
まず、このBANDはどう考えても聴きやすい類の音楽じゃないんだよね。
美しいメロディーやキャッチーなサビなんかは無縁。
もともと万人にウケる音楽なんか創る気はないしね。
NOIZEっつっても単に耳にうるさい音っつーわけじゃない。
でも聴く人にとっては雑音にもなりうる音楽ということだな。
んじゃ、どんな人にはイイのか?
うん、それがよくわかんないんだよな。(笑)
でもこの音が大好きって人も間違いなくいるんだよ。
★ 音楽性
う…ハッキリ云って説明するのがとっても難しい!
とにかくテクも含めてFUZZYなのがウリ。(ウリになるのか?)
はっきり云えることはいろんな音楽から影響を受けてるんだけど、
それをMIXした結果、かなり独特なものになってるってこと。
お客さんにもよく云われるんです。「変わったBANDだよね」って。
ウチのBANDを好きになる人っていろんな音楽聴いてきた人か
もしくはとっても変わり者かどちらかじゃないんだろうか?
基本はジミヘンギター+JAZZ+JB'sのリズム。
そこに民族音楽やらミニマルやら、いろんな音楽が出たり入ったりする。
ブレイクビーツでジミヘンがJAZZをやるっつーかな?
音質的にはROCKの香りがするんだが、リズムはどう転んでもGROOVE重視なFUNK。
んでもって方法論としてはMODE-JAZZ。
これが一番わかりにくい。
「見えないSWING」と云われるくらい。(笑)
BANDとして大事にしてることっつーと、
少ないコード、単調なリズム、即興性、そして踊れること。
ま、聴いてもらうのが一番早いね。
★ BAND結成経緯
ことの発端はGUITARのyoshiyaが出したWEB広告。
DRUMのTOMMY(脱退)がそいつに目を留めたことから始まったんだよ。
基本はROCK&FUNKだが兼ねてからJAZZに興味のあったYOSHIYAにとって、
JAZZの経験もありながらFUNK好きなTOMMYはまたとないPARTNERになったんだ。
そこへ「とにかくカッコイイ音を出したい」と、BASSのJACK(脱退)が加入。
JACKは今までFOLKからBLUESまで幅広くやってきた男だ。
でもって「the expensive
noize」が誕生したんだよ。
★
MEMBERの変環
【第2期】
順調だったように見えたNOIZEもかげりが見えてきたのは結成1年ほど経った頃。
もともとFOLKやPOPSが好きなJACKがNOIZEにストレスを感じ出したんだ。
それが決定的になったのが「x.t.c」などのインストの出現。
以来、JACKのモチベーションは下がり続け、ついに2003年5月、脱退となる。
その後、数人の候補の中からTOMMYの後輩INATCHが加入。
24歳という若さでNOIZEに新風を吹き込むだろうと思われた。
が、やはり音楽性の違いが生じ、たった一度のSTAGE後、脱退。
【第3期】
再び幾人かの候補の中から男の中の男、MITCHIEが加入。
アップライトも使う独特なBASSで順調にSTAGEをこなしていたが、
yoshiyaの突発的な無期限活動休止宣言によりメンバーはバラバラに…。
【第4期】
無期限活動休止宣言からたった4ヵ月後、NOIZEは再発進。
今回からBASSにyoshiyaの友人でもあるYARKYAが加入。
しばらくは順調だったが、YARKYAの仕事が忙しくなり練習もままならない。
一年間、BANDはYARKYAを待ったが、ついに脱退となる。
【第5期】
ここで、再加入のスキをうかがってたOriginal Noize、JACKがHELPで復活。
幸か不幸か、ORIGINALのNOIZEとなった。
だが、予期せぬ出来事が…ついにNOIZEの柱、TOMMYが転勤!
ここに、いったんthe expensive noizeは終止符を打ったかに見えた…
【第6期】
途方にくれるyoshiya&JACKの前に、Mr.リズムといわれるTighcheがサポートを申し出る。
3人はしばらく適当に、本当に適当に、スタジオに入ってた。
だが、手ごたえを感じたyoshiyaはこのBANDに再びthe expensive noizeと名づけた。
そう、NOIZEはまだ死んではいない。
ここに新たに生まれ変わったのである。
このタイミングでJACKが正式にNOIZEに再加入。
【第7期】
そしてある日、ずっと出してる鍵盤募集の広告に一人の男がアクセスしてきた。
Screaming Dice-Kである。
何を考えているのか、彼は鍵盤募集に応募してきたにも関わらず、テナーサックス。
そのふざけたFeelingに完敗、正式加入となる。
2回のSTAGEを無難にこなし、今後の飛翔が期待されたが、
突然、煙のように姿を消す。
単なる失礼な人だったワケだね…。
【第8期】
ドラムのTighcheは他のBANDが忙しくHELPも限界モードに突入。
そこへ現れたのが弱冠22歳、アメリカで様々な音楽を体得してきたNAOTOだ。
いきなりNOIZEの音楽性が好き、というメンバーは初!
FUNK、JAZZ、ROCK、RAGGAE、LATINを一通り叩けるNAOTOの加入は大きい。
そして何より若い!
ここに、TOMMYが抜けて以来久々に正式メンバーのドラムが加入したのだ。
【第9期】
さまざまな事情によりyoshiyaとJACKの仲が険悪化。
新メンバーにサックスのありさが加入する直前、ついにyoshiyaはJACKを解雇。
ありさにいたっては一度もSTUDIOに入ることなく活動休止。
何人かベースの応募があったがNAOTOは自分のBANDが忙しくてなかなかSTUDIOに入れない。
そこへ「ドラムなしでもSTUDIO入りましょう」とウレシイことを言ったのがE.K.。
そう、彼こそがレッチリを愛すNOIZEの新ベーシストなのだ。
だが、練習に穴を空け連絡がないNAOTOは自動的に脱退。
何人かの応募の中から完全プロ志向のフミヤが加入。
なんとなんと、加入時19歳!
恐ろしいことにyoshiyaとの年齢差は24歳!!!!!
ついに未成年のメンバーが加入したのだ。
【第10期】
半年間練習を重ね、やっとSTAGE活動がスタートできた第9期。
これから、とゆーときにフミヤが脱退の申し入れ。
もともとPOPS系がやりたかったとのこと。
ぜんぜんジャンルが違うので取り付くしまもなく脱退決定。
急遽、焦りまくりのメンバー探しが始まった。
ほどなくして、博多でガンガンにFUNKしてた男がNOIZEのドアを叩いた。
GWAJIである。
ここんとこはJAZZばかり叩いてるというGWAJI。
STUDIOに入った翌日、めでたく加入決定となったのだ。
【第11期】
順調にLIVEをこなすかに見えたNOIZEだが、いつの間にかギクシャク。
JAZZ FUNKでありながらどこまで行ってもROCKのニュアンスを残しているNOIZEに、
とにかくJAZZがやりたいGWAJIとしては不満が溜まる。
で、一ヶ月の休暇後、脱退。
HELP(藤原竜之介)の力を借りて一度はLIVEを行ったものの、やはり正式メンバーが欲しい。
募集をかけたその日、一人の応募があった。
歳はGWAJIと同じ、ブランク15年。
まったく期待してなかったのだが、STUDIOへ入ったらこれがぼちぼち良いじゃないか。
ここに正式メンバーEddyが決まったのであった。
【第12期】
Eddy加入後、やっと順調に活動が続くようになるはずであったが
BANDは伸び悩みいつまで経ってもLIVEできるような状態とならず。
そんな中、E.K.がプライベートの理由からあまり練習できない状態に。
なんとかそのまま続けようとするもメンバーが一人欠けた状態でのSTUDIOが多くなり
2012年秋、第9期よりNOIZEを支えてきたE.K.は事実上の脱退となった。
ここで登場したのがアメリカ、日本など8ヶ国の様々なBANDで経験を積んできたBunny Wilder。
彼の登場で息を吹き返したNOIZEは次のLIVEに向けて充電中。
さて、第12期を迎えたNOIZEの未来はいかに?!
★ 影響を受けたもの
yoshiyaは歌謡曲以外はなんでも聴く。
HipHop・Funk・Latin・Jazz・Blues・Techno・Classic・民族音楽…
でも一番影響を受けたのはJimi Hendrix。
James BrownとMiles Davisも特別な存在だ。
Eddyは基本的にFUNKだが雑食、ただしHIPHOPやTECHNO、その他新しいもの全般が苦手。
Bunnyは職業ミュージシャンだけあってROCKからJAZZまでたいがいの音楽はこなせる。
ただ、ホントに好きなのはJaco Pastoriusだ、ということだ。
★ STAGEで心がけてること
ウチの音が苦手なお客さんには「とってもイヤな気分でお帰りいただく」ってこと。
「なんだ、それ?」って云われるかもしれないがホントだからしょうがない。
「ダリィな〜」「よくわかんねぇよ〜」そう思われてもOKだな。
これはヒガミでも強がりでもない。BANDのみんなで決めたことだ。
いろんな考え方があるが、オレたちは決して聴き手に迎合しない。
「わかるヤツだけわかる」。それでイイと思ってる。
プロじゃないんだから、いっそプロじゃ出来ないことをやりたいね。
ウチの音楽を実際に好きになってくれた人は不思議と音楽的にハイセンスな連中ばかりだ。
そーゆーのってすごくウレシイ。
LIVEに来る人たちはスゴイBANDを探してるかもしれないが、
オレたちはスゴイ聴き手を探してるんだ。
★ これからの方向性
今でこそミクスチャーだなんだのって云うけど、そんな音楽は昔からあったんだよね。
そういう意味ではオリジナルな音なんてなかなか出てくるもんじゃない。
このBANDにしてもそうだ。
たしかに独特ではあるがオレたちこそがオリジナルだなんていうつもりはない。
ただ、過去好きだった音楽を捨てなくてもイイと思うんだよ。
RockなSoundにFunkのRhythmでJazzyなFeeling。
Memberの好きな音楽が極端に違うと、普通、BAND結成とはならない。
でもオレたちは全員満足できる音楽をやっていく方法を探すことにした。
結果、出てくる音はいろんなジャンルが混ざることになる。
ま、ぱっと聴く分には普通のJAZZ FUNK ROCKなんだけど、解る人には、ね。
これからこのBANDがどういう方向に行くのかはMEMBERの誰にもわかんないな。
でも、それが全員とっても楽しみでしょうがないっつー感じなんだよね。