Skunk Out

【曲】
これは下記の架空の事件を題材にした曲。
事件に登場する史上最強最悪のスカンク「White Backed Devil」のテーマです。
作曲するより先にまずはその事件を細かに創作しました。(何考えてんだか…)
実はそっちの方が作曲より時間がかかったというマヌケな作品です。
しかも絵まで創ってしまう自分がわからない。。。
SKUNK OUTはワタクシの造語。
「スカンクで絶滅」というのを「停電する」という"Blackout"とかけてみたのです。
この曲はHEAVYでFUNKYなワンコードのGROOVE NUMBER。
サイケなFUNKをイメージして創ったのですが、仕上がってみるとそうでもなかったようです。
事件の内容からもう少しシリアスでダークなイメージでもいいかと思いましたが、
ここではバラエティドラマの主題歌もしくは怪獣映画っぽいイメージで創りました。
アレンジ次第ではかなりカッコイイものになるんじゃないかなー

〜幻のスカンク・ホワイト・バックド・デヴィル〜

「子供の頃、本で読んだのだがとても恐ろしかった覚えがある」(米証券会社勤務37歳)
「害獣について政府はもっと本気で考えなけりゃいけない」(カナダ建設会社勤務52歳)
「彼らの住処だったところに勝手に入っていった人間が悪いんだよ」(米動物愛護団体職員25歳)

1916年、北アメリカの人口300人の小さな村が、突然凄まじい悪臭に襲われ全滅した。
町外れまで逃げてきて救助されたが3日後に死亡した13歳の少女サラの証言から、
原因は1匹の巨大なスカンク(推定1.5m)と推測された。
軍によって街は封鎖され、約2ヶ月におよぶ捕獲作戦が展開されたが、
巨大なスカンクと思われる足跡を除いてついに誰一人としてその姿を見るものはなかった。

1948年、またも北アメリカ山間部の小村で悪臭により幼児を含む46人が死亡。
このときも大型のスカンクと思われる足跡が発見されたが、やはり姿は確認できなかった。
現代では一般の認識はネッシーなどと同じUMA(未確認生物)である。

多くの生物学者はこの巨大なスカンクの存在を認めようとしない。
が、一部の学者は今もその存在を信じ研究を続けている。

別種説、突然変異説、古代生物説、宇宙生物説があるが、
有名なのはマイケル・バセット博士(1908-1987)が民間誌「Scientific」で1962年に発表した論文。
博士によると、ある種のスカンクの中には数百匹に一体の割合で
通常の個体の10倍も強い悪臭を放つものがいるという。
このスカンク(以下変異個体)の身体は通常の個体の2倍ほどと大きく、
その分泌物の臭いは直接喰らえば近くにいる他のスカンクも死んでしまうほど強烈な臭いである。
が、不思議なことに同腹のスカンクが致死圏内にいる場合は放屁することはないという。
この変異個体のもうひとつの特徴は非常に寿命が短く2ヶ月ほどで死んでしまうということだ。

博士の研究によるとあるケースに限って変異個体が出現するらしい。
それはその種全体のその年に生まれる個体数が通常のそれを大きく上回る場合だ。
あくまで仮説ではあるが、変異個体はその種全体の数をコントロールするために生まれてくるという。
寿命の短さもそれ以上生きていては逆に数が減ってしまうためと言えよう。
博士は北アメリカに出現したスカンクを、変異個体が何らかの理由により
更に変異し成獣となってしまったものと見ている。
そして人間の環境破壊もあるが事件のあった地域のスカンクは激減している。

また、それとは別の話だが北米のネイティヴ・アメリカンの一部族には
「大きな白黒の生き物が空から来た人によって野に放たれた」という伝説があった。
宇宙生物説を唱える研究者はこの伝説を重要視しているようだ。

この絵は1916年、瀕死の少女の証言を得て軍によって描かれたものである。
1948年以後、何度も調査隊が派遣されたがその都度徒労に終わっている。
が、現在も北アメリカでは目撃したと名乗り出る者があとを絶たない。

北アメリカの田舎に住む人々は今もこの幻のスカンクを畏怖の念をこめてこう呼ぶ。
「White Backed Devil(白い背の悪魔)」と…


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