覚醒剤

別名スピード、S、シャブ、ヒロポン。
メタンフェタミン・アンフェタミンの総称である。
日本では肉体労働者から主婦・受験生まで服用するおなじみの麻薬。
厳密にいうと日本でシャブ・ヒロポンと呼ばれるものはメタンフェタミンであり、
米国でスピード・Sなどと呼ばれるものはアンフェタミンである。
コカインに一歩譲るがこちらもアッパー系の代表ドラッグだ。
主にニードル(静脈注射)によって服用される。
作用時間は2〜8時間。コカと同じく疲労が消え活気がみなぎるが集中力も増大する。
常習性が強い上に耐性が強く、やればやるほど量が増えていく。
慢性化すると妄想、幻覚、精神錯乱に加え性格が凶暴になるという。
昔の厚生省が「人間やめますか、覚醒剤やめますか」というのも決してオーバーな表現ではない。

欧米のRockerたちはアッパー系については覚醒剤よりお手軽なコカにいってしまう。
「♪こっちのみぃーずはあーまいぞ」的蛍のごとく、どうしても強烈なコカインの方へ入ってしまうのだ。
これを用いるRockerは単体ではなくヘロと混ぜて服用する人が多い。(スピードボールという)
中にはJimi HendrixやKeith Richard、Jim Morrisonなどの「何でもアリ」派もいて、
彼らはドラッグというドラッグは種類を問わず手当たり次第やってたというからスゴイ。

アンフェタミン中毒の一番有名なミュージシャンは、キングElvis Presleyだ。
覚醒剤の成分であるメタンフェタミン・アンフェタミンは「痩せる」のだ。
日本でも一時期主婦がダイエット剤と勧められシャブ中になるパターンが多かった。
甘いものが大好きなElvisはご存知のように晩年はものすごいデブだった。
Elvisは肥満を気にしてダイエット剤であるアンフェタミンを服用しまくったのだ。
だがアンフェタミンと同じくらい甘いもの中毒だったから肥満は止まらない。
結果は甘いドーナツを食べすぎてバスタブ心臓麻痺である。
「ドーナツの喰いすぎで死んだ」というのは半分はホントなのだ。


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