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Rage Against The Machine
Battle Of Los Angeles(1999)
このBANDが出てきたときはホントにぶっ飛んだ。最初のFuji Rockでの雨の中のSTAGEは今も目に焼き付いてる。テンションが違うんだ、テンションが。SOUNDがHEAVYなのはもちろん、歌詞の過激さ。その思想はホンモノのREVELだ。Tom Morelloのワケのわかんない変態GUITARにZACKの体制に対する不満爆発なSHOUT。リズムセクションは明らかにFUNKのRHYTHM。オレ的にはCleverなLIMPよりこっちの方が明らかにハマる。一枚目はMETAL的な音遣いではあったが2枚目以降はまさにMixture。ヤツラがデビューして以来、社会に対して不満が溜まったときはコレが真っ先に頭に浮かぶ。
Ramones
It's Alive(1979)
ヤツラの功績は今さら云うまでもない。究極のバカロック、我らがRAMONESだ。これは名盤「Rocket To Russia」発売後の、そして全盛期のSTAGE。ROCK史上最も偉大なCount Shouter・DeeDeeの「1,2,3,4!」で繋ぎとめられた屈指の名曲の数々。CDでは28曲ぶっ続け。大音量で聴けばその陶酔感はTRANCEの比ではない。そう、彼らはPUNKでHard Core Beach Boysで、しかも究極のGROOVERなのだ。彼らの魂を知る者はいくつになってもボロボロのジーンズもSCHOTTのライダースも捨てられない。RAMONESを認めないってことはROCKを認めないってことだ!
Ramsey Lewis
Goin' Latin(1966)
見よ、このすげーインパクトのジャケットを。渋いスーツに手にはストローハットと模型の旅客機。バックには「South America」と銘打ったポスター。おかしい。このイカレたセンスはタダものではない。これは誰あろう「太陽神」などモーリスハワイトがらみでも有名なPIANIST、Ramsey Lewisだ。Ramseyは大御所であり、たくさんの作品があるが、オレは一番これが心地良い。内容は一言で云うとJazzyなLATIN R&BのINST ALBUM。オレが休日にベランダの椅子に座って聴くのは大抵このALBUMだ。名曲「Summer Samba」を含むひたすら心地良い11曲。残念ながら現在廃盤だがなんとか聴いて欲しい。
RC Succession
Rhapsody(1980)
オレが始めて聴いた本格的なSOULとゆーのはRCだと思うんだ。忌野清志郎はオレにとって初めてのSOUL SINGERであり、初めての髪を立ててるROCKERであり、つまりは思春期のアイドルだ。AMラジオで初めて聴いた「雨上がりの夜空に」は永遠のアンセム。STUDIO録音もイイがやっぱりRCはLIVEに限る。このALBUMはJ.Geils Bandの「Full House」と並ぶ最高のお祭りLive Album。オープニングの「よォーこそ」からBallad「Phapsody」、大盛り上がりの「雨上がり〜」、坂本九の「上を向いて歩こう」の斬新なCOVERもある究極のLIVE。日本に生まれたならRCを聴かなきゃ始まんない。
Red Hot
Chili Peppers

Blood Sugar Sex Magic(1991)
ずっと思ってるんだがレッチリって基本がP-FUNKだ。FUNKでROCKで唄モノもあって変態で(!)。いつも似てるなって感じる。きっとP-FUNKを90年代において最小単位のBANDで表現したらこーゆー音になると思うんだ。今のメンバー、ROCKにおけるBASSの意味を変えたFLEAはもちろん、それについてくるCHAD、必要以上に音を歪ませなかったJOHNは相当エライし、ANTHONYのぶっきらボーカルは最高だ。LOOKSも含めてBANDとして完成されてる。つまり、文句なくカッコイイに決まってる。これは大ヒットした5枚目。これが一番P-FUNKしてるんじゃないかとオレは勝手に思ってる。
Robert Johnson
The Complete Recordings(1990)
BLUESがどおのDELTAがどおのじゃない。この人の演奏は文化遺産である。オレ的にはCountry Blues No.1とは云いがたい。だがこのPOPでROCKなBLUESは間違いなく歴史に残る名演であり、激しく胸を打つのだ。このALBUMは写真(このジャケット)発見後のComplete盤。それまでは「King Of Delta BluesT・U」でしか聴けなかった名演が録音された全41Version聴けるという当時としては奇跡的なALBUMだった。STONESで有名な「Love In Vain」、CLAPTONの「Crossroad」などROCKファンでも充分楽しめる内容。聴けば聴くほど染み入るALBUMでもある。BLUESどころかあらゆる音楽の名盤だ。
Robert Jr. Lockwood
Plays Robert And Robert(1982)
この人は伝説のRobert Johnsonの義理の息子だ。そのLockwoodと言えばThe Acesとの演奏が有名。多くの場合ここにはThe AcesとのLIVEが載るハズだ。だが、このALBUMは最高にスゴイ。題材は義父であるRobert Johnsonの曲とLockwoodの曲。それを12弦ギター一本で延々と唄い続けるのだ。必殺のCountry Blues炸裂。この国宝級ARTISTの演奏が現代の音質で聴けるなんてオレたちはホントに幸せだ!Joao GilbertoなどのBossaをオシャレに聴いてるオネエチャンの鼻面に「これがわかるか?」と突きつけてやりたい!ホンモノのBlues ManのホンモノのBluesがここにあるのだ。
Rolling Stones
Love You Live(1977)
音楽通と言われる人でもSTONESが理解できない人ってたくさんいる。それがオレ的に残念でならない。STONESが理解できないのに音楽を語りまくるなんて愚の骨頂だ。不良的にスゴイとか曲がイイっつーのはもちろんあるが、実はテク的にもスゴイんだ。Raggae、Blues、Country、Jazzという幅広い音楽性でもって創るR&R。そこにMickのHIPなセンスをふりかける。実際に演ってみればわかるが、再現するにはそれ相応の技術を要するスゴイBANDなのだ。このルーズでダーティなLive Albumは数あるSTONESの中でも屈指の名盤。中でもエル・モカンボでの名演は歴史に残るパフォーマンスだ。この良さがわからなけりゃROCKを語る資格はない!
Rovo
Sai(2001)
ヴァイオリニスト勝井祐二とボアダムス山本精一によるユニット、ROVOである。厳密に云えばトランス系のこーゆー類の音楽は60〜70年代においてプログレとして存在した。ではプログレと何が違うのかというとDANCEに重きを置いている点だ。そう、ROVOはDANCE GROUPなのだ。このALBUMは、その生トランスBANDたるROVOが、単なるDance Groupじゃないってことを証明したALBUM。生BAND故の緊張感あふれるGROOVEで聴く者をいとも簡単に頂点へ連れて行ってしまう。大胆で繊細で華麗で宇宙の彼方へぶっ飛んでいくSOUNDはもはやジャンル関係なし。体験した者だけが手にする幸福なのだ。


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