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The Damned
Damned Damned Damned(1977)
栄光のLondon-Punk、Damnedである。Rockを語る上でLondon-Punkは避けて通れない。London-Punkを語る上でDamnedは避けて通れない。Punksの中にはDamnedがキライな人もいるようだがやはり避けては通れないのだ。んでDamnedはやはり1stに尽きる。疾走感というか攻撃性というか、Punkの重要な要素が一番詰まっているのだ。そして初代Guitarist、Brian Jamesの存在。彼のJohnny Thunders的Guitar StyleなくしてDamned Soundは生まれなかっただろう。後期もイイ曲があるが、Albumを通しての完成度は間違いなく1stだ。もちろん、こういう音楽は大音量で聴かなくてはお話にならない。
David Bowie
Ziggy Stardust(1972)
Bowie1972年発表の4枚目、グラムロックを代表する名盤である。歌舞伎に興味を持ちはじめたBowieはパントマイムなどの演劇的な要素をStageに持ち込みZiggy Stardustなるキャラクターを誕生させた。それだけでなくそのコンセプトで1年半もTOURを行ったのだ。当時のStageを写真やVideoで観るとわかるが完全にぶっ飛んでる。彼が現代のRockに与えた影響は大きい。PrinceもMarylin Mansonも彼がいなかったらまた違うものになってたに違いない。このAlbumはホントに名曲が多い。最初から最後まで一気に聴けるAlbumだ。Bowieを聴いたことのない人は、まずこのAlbumから攻めることをお勧めしよう。
David Fiuczynski
John Medeski

Lunar Crush(1994)
変態Funk Band・Screaming Headless Torsosの超絶テクGuitarist・David Fiuczynskiと前衛Jazz Funk Torio・Medeski, Martin & WoodのKeyboard・John Medeskiの双頭Projectが94年に発表したのがコレ。お互いのBandやSolo Albumにはない緊張感が漂う大傑作だ。DavidのGuitarはホントにスゴイ!Jazz・Fusionをはじめとするありとあらゆるジャンルが絶妙にブレンドされてる。Rockも相当聴いてるとみえてジミヘン的な音やプログレ的な音が時折サラッと顔を出す。あらゆるGuitar Styleのオイシイどこ取りなのだ。もちろんMedeskiの演奏もスゴイ。このAlbumは2人の天才による奇跡的なAlbumだ。ぶっ飛ぶぜ。
David Holmes
Bow Down To The Exit Sign(2000)
ライナーにもそんなようなことを書いてあるが、まるで退廃的な映画のSoundtrackのようなAlbumだ。北アイルランド出身のDJ・David Holmesの3rdである。彼はClub CultureというよりStreet Cultureに接近した男だ。このAlbumにはPrimal ScreamのBobby GilespieやJon SpencerなどRock畑の連中も多数参加している。つまりRock色の濃い内容なのだ。それは情熱・衝動というRock本来のAnalog部分をDigitalに変換した作業である。だからAcid Houseに分類されてるがこれはどちらかというと未来系Cinematic Punk!一言で云うならヤバイAlbum。Cluberたちにもイイがロケンローラーにもお勧めだ。
Defunkt
Crisis(1992)
見てくれ、この1992年発表とは思えないムサいジャケットを!元Living ColorのVernon Reidが在籍していたことでも知られる伝説のFunk Rock Band、Defunktの6枚目である。このBandはいわゆるBlack-Rockの走りだ。70年代はFree Jazzをやってたトロンボーン奏者Joseph Bowieが1979年に結成したRockの要素を組み入れたFunk・Soul Group。そのSoundは強烈だ。トロンボーンの音に好き嫌いはあるだろうが、音楽的にとても価値の高い演奏を爆発させる。Jimi HendrixやSlyにも共通するFunk+Rock Feeling炸裂だ。残念なのはR&B色が濃くFree-Jazz的要素が薄いこと。ま、もちろんそれがイイって人もいるが。
Donny Hathaway
Live(1971)
70's New Soulを代表するArtist、Donny Hathawayの歴史的名盤である。これは33歳で自殺してしまった彼の一瞬のきらめきを記録した感動のLIVE盤だ。ハッキリ云ってコレは鳥肌モノの演奏。Soulfulな歌とJazzyなFeelingは最高だ。Marvin GayeともCurtisともStevie Wonderとも違うDonnyのSoulは後のAcid Jazzにも大きな影響を与えた。全曲聴きモノだが、オレは2曲目の「The Ghetto」でいつもぶっ飛んでしまう。全体を通して観客の興奮が手にとるようにわかる録音も最高。エレピのCoolなSoundが否が応にも聴くもののSOULを刺激する。この究極の一枚を聴かずにSOULを語ってはいけないでしょう。
The Doors
The Doors(1967)
VocalのJimi Morrisonが死去して30年以上の歳月が流れたが現在でもDoorsは音楽シーンに影響を与え続けている。これはThe Doors衝撃の1st Albumである。オレが聴いたのはHR/Punkを卒業してZEP・Jimi Hendrixに狂ってる頃。「Stalin」のみちろうがDoorsのことをよく口にしていたので一度は聴きたいと思っていた。聴いて一発ではまった。Bluesを下敷きにしながらもOriginalityあふれる音使い、そしてJimの狂気とも云える剥き出しの感性に完全にKnock Outされてしまったのだ。どのAlbumも素晴らしいがまずはこの1stを聴かなきゃお話にならない。まさに捨て曲なし、Rockを代表する名盤なのだ。
Dori Caymmi
Cinema: A Romantic Vision(1999)
Joao Gilbertoにも尊敬されてるという偉大なるDorival Caymmiの自慢の息子がこの人。このAlbumはBossa Guitarの達人Doriが故Henry Manciniに捧げたAlbumである。とはいえManciniの曲は「Pink Panther」一曲のみ。あとはその他の有名な映画音楽で占められている。これが気持ちイイ。Bossa Guitarの「Pink Panther」や「James Bond」がこんなに気持ちイイとは思わなかった。さすがに晴れた休日の昼間という気分じゃないが、とっても味わい深いSOUNDだ。Bossaは70年以降は新しいものはないという話もあるが、こういう方法でBossaの新たな魅力を引き出すことも可能だ。
Dr.Feelgood
Down By The Jetty(1975)
R&Rの初期衝動をそのままStraightに聴き手に伝えるのがこのDr.Feelgoodだ。そこにはR&Rの持つカッコ良さが全てつまっていると言っても過言ではない。最近はThe Michelle Gun Elephantの影響で聴く人も多いと聞く。これぞRock Guitarという感じのWilkoのカッティングはスピード感、ワイルドさ、ともに申し分ない。こんなにカッコ良くGuitarを弾いてみたいものだ。曲は多くの場合BluesやCountryを早く激しくしたStyle。意識はしてないと思うがカッティングがSKAっぽくなったりするのもめちゃくちゃイイ。パブロックというより元祖バカロック。いくつになってもこの音を聴いたら踊りだすような人間をオレは信じる。


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