E

Earth Wind & Fire
Gratitude(1975)
70〜80年代DISCOには欠かせない存在だったEW&F。これは彼らの絶頂期を記録したLIVE盤だ。邦題は「灼熱の狂宴」。それはまさに熱いSTAGEだ。大迫力のSuper Funk、MellowでSoftなR&B、EW&Fの魅力がてんこ盛りだ(女性客の声が多いのが気になるが)。この頃のEW&Fはバランスがイイ。POP過ぎずFUNKとJAZZが理想的にブレンドされてる。そしてPhilip Baileyのファルセットはホントにスゴイ。神がかり的だ。もちろんMourice Whiteも若く元気。バックは最高のJazz-Funkを聴かせる。80's DISCOでしか聴いたことのない人たちはこれを絶対聴くべきだ。彼らの底力がわかるだろう。
Eddie Palmieri
& Friends

Live At The University Of Puerto Rico(1971)
SALSAが誕生し間もない71年、Eddie Palmieriの熱く長い狂熱のLIVEを実況録音した決定版がこれだ。聴けばわかるがとにかく密度が濃い!P-Funk的にごちゃっとなったLATIN GROOVEが相当に熱く濃いのだ。そしてEddieのオルガンは凄まじいの一言に尽きる。ところどころでモダンなバッキングを決めるEddieは実はとっても先進的な男だったことがうかがえる。特にM4「The Mod Scene」における10分を超える演奏はゆったりとしながらもギリギリの緊張感が漂う演奏。その曲調は単にLATIN MUSICとして片付けることができないJAZZYで実験的なNUMBERだ。このALBUMを聴いてよくなければSALSAを聴くのはやめた方がイイ。
El Gran Combo
De Puerto Rico

Nuevo Milenio〜El Mismo Sabor(2001)
何気なく買ったのだがスゴク良かったので紹介する。本国プエルトリコでは絶大な人気を誇る大御所中の大御所El Gran Comboだ。彼らは実に40年の歴史を持つ超実力派Groupであり、Albumも実に50枚以上が大ヒット作。、まさにSalsa Mastersなのである。Latinと云えどもそこは長期間人気を保ってるGroup、単なるTropicalなMoodだけでなく多分にNY Latin Jazzの要素が濃い。オレ自身、どちらかというと本場のモノよりNYモノが好きなのでスッと入り込めるのかも知れないが。どちらにしてもこのGroupは一級品。一聴の価値ありだ。彼らは最高に楽しいSalsaを聴かせてくれる。
Elvis Presley
Elvis 30 #1 Hits(2002)
デビュー作にしようとも思ったがEP全盛期のArtistのStudio録音はBEST盤で聴くのが正しい。これは2002年9月に発売された決定的なBEST盤である。収録曲が多いのでこのAlbumにしよう。何と云っても収録曲31曲すべてがNo.1ヒット曲。彼は間違いなく世紀のSuper Star、KINGなのだ。もちろん人種差別時代における最初の白人R&Rだという点を差し引いたとしても。まさにRockの原点であり聖典。Elvisは史上最強のRock'n'Rollerなのだ。歌も声もスゴイが、この時代では言語道断だった激しく性的なアクションはもはや伝説だ。Elvisを聴いたことがないなんてのは犯罪に近い。すぐ聴くべし!
Eric Clapton
E.C. Was Here(1975)
断っておくがClaptonはBlues Rockである。Bluesがめちゃくちゃ好きなのはわかるが断じてBluesではない。彼にはBlues本来の凶暴性・大道芸人性といった重要なFactorがまったく見当たらないのだ。だからと言ってClaptonがスゴクないかと言えばそうではない。Blues Rockやらせたら天下一品なのである。このAlbumでのClaptonはスゴイ。まさにBlues-Rock全開なのである。Drums、Bass、OrganのをバックにW-Vocal、W-Electric Guitar。極上のBlues Rockなのだ。また選曲がイイ。特にBlind Faith時代の曲を入れてるのが非常に効果的だ。この頃のClaptonは最高のBlues Rockerなのだ。
Eric Dolphy
At The Five Spot Vol.1(1961)
John ColtraneとともにFree Jazzの発展に貢献したEric DolphyのLive盤である。「Last Date」をDolpyのBestに挙げる人が多いが個人的に思い入れが深いのでこちらにする。初めてこれ(というか「Fire Waltz」)を聴いたときはビックリした。まだJazzを聴き始めた頃で「オシャレで聴きやすいのがJazz」だと思ってたからね。そんな頃だから余計にDolphyの音は衝撃的だったんだ。これは61年録音はNY・Five SpotでのStage。脇を固めるのはMal WaldronのPianoと3ヵ月後に夭折するBooker Littleの'Pet。Dolphyの演奏はまさに凄絶。「Fire Waltz」から終始ぶっ飛んでいる。Jazzを聴かない人も必聴だ。


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