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Iggy Pop
Last For Life(1977)
Godfather Of Punk Rock・Iggyの77年発表ソロ第2弾である。1枚目「The Idiot」も素晴らしいがBowie色が強過ぎるし、何よりこのジャケットの笑顔を見たらコレにせざるを得なかった。Stoogesで心身ともにボロボロになったIGGYの大復活作だ。一発目の表題曲から爆発。A面(前半)は非常にRock色が強いがB面はGospel Bluesっぽい作品もあり全体的にバラエティに富んだ内容となっている。映画「Train Spotting」でも有名な表題曲及び4曲目「The Passenger」は現在でもStageでPlayされる名曲だ。しかしIggyのVocalは素晴らしい。吠えるように唸るように祈るように歌うその姿は感動する。
Inu
メシ喰うな!(1981)
顔が写ってるだけのこのジャケがなぜこんなにインパクトがあるのだろう?これは日本Rock史上最重要なAlbumである。町田町蔵率いるINUの最初で最後のメジャーアルバムだ。今ではすっかり作家町田康となってしまったがこの頃は強烈なROCKERだったのだ。このアルバムを初めて聴いたときはこう思った。「すげぇ怒ってるな」と。曲がどうのこうのというよりとにかく「怒り」に満ちていたのだ。世の中に対して「とにかく気に入らん」という怒り。それは誰もが感じていることだが、町田はそれをストレートに唄にした。全曲ぶっ飛ぶ歴史的名盤である。
Isaac Hayes
Shaft(1971)
これは71年に公開された映画「Shaft(黒いジャガー)」のSoundtrackである。最近はリメイク版も公開され再び「Shaft」は注目されてるが、それまでは映画よりこのサントラの方が有名だったのである。彼、Isaac Hayesはもともとサザンソウルの人である。それがサントラという当時多分にJazz的な分野に進出することによりSoul-Funk-Jazzという3つの分野をオーケストラ的にOut-Putすることに成功したのだ。このAlbumがなければCurtisの名盤、「Super Fly」も創られなかったろう。SOUL好きにはとても気持ちイイ音である。何はともあれSOUL・R&Bを聴く人にとって避けては通れないAlbumだ。
The Isley Brothers
3+3(1973)
50年代からすでに活躍しているIsleyが弟2人と従兄弟を正式メンバーとして向かえた作品がコレ。もともとVocal Groupとして成功していた彼らがその進化の方向として選んだのがInstrumentalの充実であった。ジミヘン直系のErnie、GroovyなFunk-Rockな要素を持つMarvinのBass、Chris JasperのOrganはSoulfulな兄たちのVocalを完成度の高いBand-Soundへ変貌させた。Soul/FunkでありながらもどこかRockしてる演奏は格別。彼らのFunk-Rockはかなりの勢いで強力だ。もちろんVocal陣は凄まじい。ときにSoulfulに、ときにMellowに素晴らしいVocalを聴かせてくれる。間違いなく元祖Funk-Rockだ。


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