O

Ocho
Numero Tres(1974)
Ocho。スペイン語でいう数字の「8」である。あまりその名を知られてないが素晴らしいGroupであることには間違いない。なぜ彼らがその名を知られてないかと言うとその音楽性だ。SALSA、JAZZ、SOUL、そのどれにもあてはまらないのだ。現在ならそのMIXTUREな音楽性は間違いなく注目の的になったであろう。このGROUPは編成が独特だ。PerccussionとSaxが3人づつ、Bassが1人でKeyboard/VibesのリーダーChico。そう、8人だからOchoなのである。そのSOUNDは一言で云うならFUNKY。SaxがJazzのムードを高めるが煽り方としてはFunkに近い。Latin Jazz〜Funkが好きなら最高なAlbumである。
Odell Brown
& The Organ-izers

Mellow Yellow(1967)
知る人ぞ知るMarvin Gaye「Sexual Healing」の共作者がこの人。Jazz-Organ奏者Odell Brownである。ハッキリ云って音楽通にはあまり評価されてないのが事実。これはそんな彼の当時それなりにヒットしたAlbumである。が、聴いてびっくり、めちゃくちゃ気持ちイイのである。タイトルどおりMellowな始まりなのだがよく聴くとところどころに激しいPlayが見え隠れする。それがAlbumを聴き終わる頃には情熱的なAlbumだったと思えるのだ。またOdellのOrganにからむPerccussionが心地良い。ちょっとLatinなOrgan Jazzだ。聴きモノはM5Sergio Mendes作の名曲「Mas Que Nada」。心地良い音である。
Ohio Players
Fire(1974)
どろどろのゴツイFUNKが聴きたければOhioだ。JBともSlyとも違う極上のGrooveを感じさせてくれる。特にMercury時代の3枚「Skin Tight」「Fire」「Honey」は彼らの代表作であると同時に70年代FUNKの代表作だ。このAlbumはその2枚目「Fire」である。表題曲は究極のFUNK。彼らの独特のリズムにやられてしまう。またSugarFootの才能を思い知らされるバラエティに富んだ選曲がイイ。彼らの特徴であるDooWap調の「It's All Over」などはホントにイイ曲だ。ちなみに昔映像で観た彼らはこのジャケのような格好のおネエちゃんと一緒に「Fire」を演奏してた。曲は充分ヤバかったがSTAGEもかなりヤバかったようだ。
Ornette Coleman
Dancing In Your Head(1977)
Ornetteと言えば「At The Golden Circle」や「ジャズ来るべきもの」が有名だ。だが今回はこのAlbumを挙げさせていただく。理由はオレが個人的にこれを一番聴いたから。このエスニックでFREEでとんちんかんな音はOrnetteの本質に近いんじゃないだろうか。この長い表題曲はけっこう飛ぶのである。単調なリズムにのる単調なフレーズの繰り返し。これはどちらかというとFUNKに近い。OrnetteのFree Jazzを聴いて全然良くなかった人にはむしろこれを勧めたい。と言ってもJAZZ畑の人にはわかんないんじゃなかろうか。ちなみにオレもこれを聴くまではOrnetteの音楽は無視してた。彼の最重要作、必聴。
Otis Redding
Otis Blue(1965)
ある日、女と別れたオレは無性にOTISのバラードを聴いて初めてその魅力がわかった気がした。そうなのだ、Otisの歌声は泣けるのだ、しみるのだ。彼の唄は力強い叫びでありながらどこか悲しさを感じずに入られない何かがある。テクニックや経験では説明のつかない何か特別なものがあったのだ。そのあたりがOtisが現在も不世出のSINGERと言われる所以だろう。この作品はOtisの3枚目にあたる。名曲・ヒット曲網羅の名作である。やはり聴きモノはM2「Respect」とM5「I've Been Loving You Too Long」だろう。前者は必殺Jump Number、後者はOtis最高のSoulバラードだ。しみること間違いなしの名盤。


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